20110929
ある会社の本部へミーティング。女性の憧れの会社。
しっかり化粧をして、いい服を着て向かった。
働く女性は美しい。コレクションシーズンだからか、社員も少なく、バタバタした様子。鳴り響くハイヒールの音達。
いつもミーティングしてくださる50代前半の軽く日焼けして引き締まった体の青山さん。
「GUCCIのGUILTYつけてるのね、香水。私も買ったけどまだ使ってないわ。なぜそれなの?」
「名前がいいじゃないですか。煙草の匂いにも、珈琲の香りにも合うんです。」
「なるほどね〜。なんで今日口紅していないの?」
「忘れてしまいました。」
「貴女はCHANELの71番が似合うから、秋色だし、買って帰りなさい。」
CHANELの口紅は一つしか持ってなかった。真っ赤な色。気分のいい日だけ、塗る。
言われたとおり、帰りに71番の口紅を買って帰った。もう生産されていないお色みたい。
表参道のCHANELはこれで最後のひとつだった。
深い赤の中に紫や茶の色味を感じる、少し大人な色。
シャネル ルージュ アリュール #71 『ファタル』
“ファム・ファタル” 運命の女
20110928
20110926
親しい友人が服を作っているショーのモデルを手伝うことになって、行ってきた。
大学以外の同年代の人たち大人数と関わるのは初めて。ノリも、空気も、最初はよくわかんなかったけど、なかなか面白い。
たかが学生の有志ショーではあるが、一生懸命にやってる姿を間近に見ると、すごく良くて。
退屈に出番を待つモデル達はちょっと疲れた人形みたい。
年上のひととばっかり遊んでたから、たまにはこういうのもいいなあと。
ショーが終わって即行帰ってごめん。今日、熱が出てしまいました。
39度の熱が今まだ続いてるんだけど、なんとか起き上がってPCを触ったり疲れて寝たり。
こんな高熱が出たのは上京してから初めてで、どうすればいいかよくわからず。
さっき点滴打ってもらって、だいぶ楽になってきました。課題は溜まる一方。やらなきゃ。
ずっともやもやしてたものが、前兆だったのだなと、決心してから気づいた。
なにも見えないところへ決心するのは、怖いなあ。でも、やってみる。
ずっと、あの世界の事で心が揺さぶられてて、感情を激しく動かされてて。
悔しいことと、感動と、憧れと。やっと、最近、好きだなって思えてきた事。
なんにもわからないし、知識ももちろんない。ぜんぜんわかんないけど、でも
好きだからやってみる。
その他に、なんにも思いつかなかったから。
20110925
もう少し生活を正さないとなあ。
バイトが忙しいとか、言ってられない。甘ったれんな。
やりたいことあるなら、全力でやればいいものを。なんで、迷っているんだろう。
できるだけ最初っから、なるべく全部知ろうとしたけど、途中でやめた。
全てを知る事で厚みが増すわけではない。それが、人間関係。
私の知っていることは、今と、これから。全てのひとに対して、そう。
まだ起きぬ時間が解決してくれる。
大切な物は、少しずつ捨ててきた。捨てられてきた。落としてきた。なくしてきた。
身軽になって、havo toだけが目の前にあって。
その代わりに得たものは、原石。磨けばまた、宝になる。
大学をでたらイタリアに行こうと思ったけど、その考えも少し変わったりしそうで。
しばらく日本にいるのも、アリなんじゃないかなと思ったりする。というのも、日本で勉強しておきたい事があるからだ。
20110924
もっと勉強してみたいなって思った。完全独学でただそのときもってたカメラでシャッター切ってたけど、どうやらもっと面白い世界があるみたい。
なにが良い写真なのかもわかんないし、ほんとに、感じたままに好きなのは好きって思ってるんだけど。それでもいいような気がしてきた。世間一般的なものさしをつかって作品を見るのは、それは写真だけじゃなくって、映画とか、絵画とか、音楽、そして人間も含めて、自分の生まれ持った感覚を押し殺しているようにしか感じなくて苦しい。
ただ、撮るのは、技術もあるわけで。勉強してみたいなって思った。
たくさん触りたい。息するように撮った事なんて、ないよ。
知り合いのカメラマンさんが出展してるからと、Tokyo Photo 2011にいってみたら、みんな熱中してた。カメラ、好きな人だらけ。
篠山紀信さんのトークショー面白かった。彼は本物のアーティストだし、それ故感じる興奮とか楽しいという感情を、どんな場面においてもアリにしている。それが例えば、3月11日のあの出来事にしても。
彼も立派な人間だし、もういい歳である。息するように撮ったという被災地の写真は、落ち着き始めた動揺と、時間が経ってうまれた悲しみ、災害といえどもあくまでもひとつの出来事(事の大きさを平等に考えたときの概念)としてとらえてるのが伝わってきて。「自然が自然を破壊して、自然が自然を創造した。」という言葉を残していった。
東京にきて、チャリティーイベントとか、そういうのがたくさんあって
東京にある企業とか、芸能人もそうだし、アーティストも。すごくみんな熱心に関心もってて、被災者のひとと感じること思うことは違えど、ずっと、想っているのだなと感じる。それを仕事だからと言う人もいるけど、なんでもいいんだと思う。悲しみという感情は時に、大きなエネルギーとなって。綺麗な形で、表に出てくる。
常に何かを求めているのは、確か。8割は、自分に対して。
女として、どう生きるか。ということに執着することをの大切さを教えてくれた、私の憧れの女性達。
彼女達はみんな、寂しがりやだった。
楽しかった日の余韻は結構長く続く。嫌な事全部、薄まってくれた。
20110904
夏休みが今日で終わった。
課題の製本が果てしなく終わりそうになく、提出できるかあやうい。
もっと勉強させてくれる大人の方にアプローチかけて、現場の事勉強すれば良かったな。時間があったから。
学校が始まるのと同時に、バイトも再スタートで、しばらくまじめに勉強する事に専念しようと。
一ヶ月、まてばきっと。またなにか得られると思う。
最中にうんざりして、そのまま静かに逃げたのは正解だったと思う。
もう、自分を傷つけてたまるか。慣れるという事が怖い。自分を正さないといけない。
失恋したと無く女もいれば、酒に溺れて寝る男もいて
わたしはその隣でひっそり自分を捨てに帰った。
罰があたえられないというのは、なんとも恐ろしい事で。
ルールや、ペナルティみたいな、そういうかあるいブリキのおもちゃみたいなものを与えられたくて、いまぼっとしている。
削りに削った夏休み。あとは静かに、また層を増やしていくだけにしたい。
20110903
ペンを持つ気にすらなれず
描かなければいけない絵も途中で止まっている。
部屋の乱れは、心の乱れ。と、母によく言われていたのを思い出して
出しっ放しだった洋服を全部綺麗にたたんで仕舞った。
コップやグラスを全部磨いて、ベランダの隅に溜まった煤も流した。
それでもペンを持つ気にはなれず。
5日からバイトの場所が変わった。新宿まで通う事になって。
お金が貯まったら、すぐに引っ越そうと思ってる。
洋服だっていらない。化粧だって、あんまりしない。
ただ、週末だけ、静かなところでお酒飲めれば良いなって思ってる。
終電でちゃんと帰って、次の日は朝に起きて、朝食を作る。そういう普通の生活がしたい。
今の家は、すこし遠すぎる。
自分に甘いからか、どうしても、縋っちゃ行けないものに縋ったりして。
どうせ何も得ずに終わるのに、人は学習しても故意で無視したりするときがあるようで。
それをも攫ってくれよう、何かを。
台風が去ったら、きっと秋の匂いになってる。
やっと大嫌いな夏が終わる。
少し肌寒い方が、きっと、良いに決まってる。
20110902
いつだってそう、物事は、全部。“タイミングと相性。”
気づいたら、もう夏休みが終わろうとしていて。
実家にも帰らなかったし、海にも川にも山にも行っていないなあと。
ただ働いて、夜に大人達と遊びにいって。大学の図書館に籠って、写真集を貪るぐらいしかしなかった。
日常ではできないたのしいことは、しっかりそのときに、楽しんでおくべきなのだなと。
来年の夏ぐらいは、海に行きたいな。
けれど、だいぶ成長を感じれる夏休みだったなと思う。
デザインという現場で働かせていただいて、その厳しさを目の当たりにしたし
自分の表現方法が、本当に撮る事なのだろうかと、考える時間があった。
欲しいなと思っていたけど、それはただの憧れにしかすぎなかったんだなと気づいたこともあったし、やっと気づいた居心地のよさが、なぜかずっとそこにあってくれなかったり
上手く行かない事だらけなんだけど、その度に、自分を汚して。
堕ちたくないと抵抗していた、春の夜。
堕ちていたことに気づいて泣いた、夏の終わりの夜。
ここ、東京にきて、結構な時間が経った。
あとは温度が落ちて、また冷たい季節が来て、もっと寂しくなるんだろうなと思う。
そのとき、誰と一緒にいて、どんなご飯を食べて、どんな音楽をきいているのかな。
どんな生活が、そのときにとって、当たり前になってるのか
それが知りたくて、ただぼんやりと、いまは古い音を聴いたり、ヒントを与えてくれる人と会ってお話ししたり散歩したりして。
もう一度、自分を見つめ直すことに専念しなければと感じてる。
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